5月のたより

今年の春一番は 派手に吹き荒れてくれて
何とも 不気味な寒暖を味わうことになった。
そして春宣言も ままならぬうちに 5月になろうとしている。
桜の開花も 突然のように咲いたと思ったら
あっという間に散ってしまった。
それでも 丁度 東北や北陸に出かけたので
思わぬところで 桜の花を楽しむことができた。
でも花見気分で 一杯などという機会も お誘いもなかった。
あちこちで 寒さの中 肩を震わせながら
ブルーシートの上で 盛り上る花見客もいたが
これをやらないと新年度が始まらぬといった
日本人の勢いと根性を見た気がする。
工房裏にある遠望峰山(とぼねやま)の山肌は
桜の季節になると山一面が水玉模様になるのに
眺める間もなく消えてしまった。
工房の窓際に咲くモクレンの白い花も
強い風邪にあおられ
散華のように花弁を飛ばしてしまった。
次を急ぐ新緑の季節です。
ハナの言い分

花粉症の季節らしい。
どいつも こいつもズルズル、シクシク、ハクションとやっている。
アタシは花粉症でもないのに
鼻ズル 目ヤニなので一緒にされて困る。
困ると言えば アタシのカイカイの病、
薬のお陰で良くなった気もするけど
薬が切れると つい 足でカリカリやってしまうものだから
未だにお腹は ガサガサ カリカリのまま。
先週 名古屋のお客さんが
ハナのお見舞いにと
ササミロールガムハーフカットというのをプレゼントしてくれた。
国産若鶏ササミ使用って書いてあった。
これがうまいのなんのって、
この世にこんあうまいもんがあったのかと感激してしまった。
こんあうまいもん食えるんだったら
何度でも病気してやるわー!という気分。
生きている実感て奴を味わったのだった。














