初雪

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2011年1月17日 昨夜から塩津村も雪景色となった。
私の危うい記憶では 
10センチ以上の積雪をこの地で眺めるのは 初めてかもしれない。
と密かに嬉しがっている。
久しぶりに 寒い新年の始まりとなったが、
思えば 私の子供の頃 正月前後は しもやけの手を丸めて
暖かい息を包み込むように吹きかけては 冷たさをかばっていた気がする。
それでも 「もういくつ寝るとお正月」と 童謡歌詞そのものに 
心躍らせて 夜に朝に 数えた覚えがある。
年を重ねることで いつしかそんな心待ちにする日が 
少なくなってしまったのが 残念でならない。

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私の小さいころの暮らしは 
海辺の塩田風景を前に眺められる土地で 
戦後間もないので
暖房器具なども ろくになく 
我が家は 器用な祖父が 練炭を工夫して作った高さのあるコタツと
ジェラルミンで出来た火鉢があったくらいだったので 
寒いときは 
自然と家族全員が 丸々と着膨れしてコタツの中に足を突っ込んでいた。
その様はなんとも滑稽だった気がする。
そして梁木に取り付けた棚に 真空管ラジオがあり 
そこから流れる番組に耳を傾けながら 
家族各々が自分勝手なことをして過ごしていた。
今にしてみれば 考えられない生活風景になってしまったが
それなりに 楽しみを待てる暮らしだったようにも思えてしまう。
春夏秋冬 その季節なりに暮らす知恵と工夫 
それに少しばかりの根性を要した暮らしだった。

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近年は 温暖化とありがたいヒートテックのおかげで
厚着で着膨れすることもなく快適に過ごせるようになった。
とてもありがたいと思うが 
色々な家を訪問する中には 真冬ながら
半袖シャツ一枚という軽やかな姿で暮らしている所があるが 
古い人間といわれることを承知で言えば 冬なのに・・・と違和感を抱いてしまう。

引き合いに出す話ではないが
我が家の愛犬ハナなんぞは自然そのもの。
パグ犬の飼い方なる本を開けば 冷暖房はあたりまえのように利用して・・・とある。
お犬様の説明そのもの 憎めない可愛さを考えれば気持ちは 充分解ってしまうが
そこは心を鬼にして 自然の中が一番と 根性をもって生きてもらっている。
どの季節にも 家の軒下のデッキと 工房入り口の二箇所に陣取ってもらっている。
ひた冷たい冬には毛布一枚をおごっている。
今年7歳になるが この寒い新年もなんの 
その高いびきに 寝言を添えて グースーピーと熟睡している。

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決してやせ我慢を推奨するつもりはないが
らくちんで快適を手にしすぎてしまう弊害、
季節に応じて暮らす体力、気力も半減するのでは・・・と取り越し苦労してしまう。

ともあれ 今年も新しい年を迎えたらと思ったら
毎日が駆け足のように過ぎてしまっているではないか。
「ものつくる手の楽しき時間を今年も・・・」などと
考える間もなく 休むことも忘れて 動き出してしまっている。
相変わらず、我がまま勝手ながら・・・

今年も 懲りずに お付き合い よろしくお願いいたします。

2011年 明けましておめでとうございます。

迎春  今年も どうぞ よろしくお願いいたします。
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