スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハナの言い分

コピー ~ 09053018.CIMG4700

寒い冬、それでもアタシはなんとかやっている。
今年8年目の冬を迎えている。

主人に「お前は風の子元気な子」とばかり おだてられながら育てられてきた。
暑い夏よりはいいが ベランダ小屋の冬もきびしいのだ。
それでも 毛布をたぐり寄せ 猫のように丸くなって
グースーピーと何食わぬ顔をして 寒さをしのいでいる。

たまにダダをこねると「南極犬なんていうのはな・・・」
なんて根性犬話を持ち出されてしまう。
アタシに関係ない犬の話なんかすんなよ!!
どうでもいいけれど 寒さが 
ちとばかり身にこたえる歳になったことを解って欲しいだけなのに。
今のところ 何の同情もないありさま・・・

正月も この冬から設置した薪ストーブを 赤々と燃やして
皆で美味しそうなものを食べ楽しそうにやっていた。
アタシと言えば 蚊帳の外 
いや ベランダの外でブルブルガタガタやっていた。
可愛そうでしょう・・・

勿論 おせちもないし いつものドッグフードのポリポリだけという扱いだ。
アタシだって正月やりたいのに・・・
とドアをカリカリやってみたら 主人がやって来て 
「お客さんだから シーー!!」っとされちゃった。
その時 口止めにくれたのが カマボコの端切れひとつ
何とケチクサー!!ってふてくされていたら
カチャリとドアの開く音
正月の仲間に入れてくれるのかなと家に飛び込んだら 
主人が おいでのポーズで待っていたので 
ヤッターとばかり喜んだのも 束の間
お客さんを前に 「この子がハナちゃんでーす!」と顔見世。
おまけに「ハナちゃん少し臭いからね、触ると手に臭いが残るよ」と
勝手なことを言われてしまった。
腹立ったので 臭かったら
風呂とシャンプー増やせよと横目でにらんでやったが 効果なし、
仕方ないので 皆の前で 顔をブルブル振り回して 鼻水を飛ばしてやった。
アタシの話題はあっさり消えて 早々にまた ベランダ小屋に戻されてしまった。
アタシャ 何なのよと言いたい。
少しして 主人の奴 おせちから 
こっそり くすねてきた高級ハム(我が家では) ひときれをそっと置いていった。
アタシは 涙なんか流すもんかとすかさず食いつき フンガフンガと平らげた。

今年も こんな淋しい正月をやったのです。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。