ハナの言い分

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アタシは10歳 人間年齢で言えば 70過ぎの年寄りになるらしい。
その割にはアタシ労られていない。
良く考えれば 放任なのでお気楽と言えば気楽だ。
ひとり健気に慎ましく生きてきたが
それなりに年齢を感じることもあり 心配していることもあるのだ。
例えば若い頃のはしゃぎで 草原を走り回り 眼にキズを付けてしまったことで、
食べ物以外は良く見えてない気もする。
耳の方も耳アカが溜まりやすい体質なのに あまりホリホリしてくれなかったのか
アタシの悪口以外は良く聞き取れないでいる。
聞こえないことは色々と面倒なことが気にならず
大らかになれて都合のいい時もあるがやはり困ることも多いのだ。

それよりもっと気がかりな問題がある。
アタシ自分で言うのもなんだけれど臭いのだ。
皆も臭い奴だと言ってくれる。
とくに 顔ジワに溜まるアカの匂いが臭い。
おまけに加齢臭というどうにもならないのが加わってほんと臭い。
これ以上臭い奴にはなりたくないのだ。

日々小さな胸を痛めているのを解って欲しい。