霜月です。

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季節の変わり目、この頃になると過ぎた遠い日を思い返すことになる。

夏の薄手の衣類から 冬用の厚手のものに取り替える時期、
その度に問題は起こる。
衣類の収納場所に長年申し訳なさそうにしてくれているジャケットやシャツ類がある。
何度処分しようかと手にはしたものの 処分できずにいる。
かれこれ40年になる。
この衣類 着ないのかと言えばそうでもなく
時折気まぐれに着ては 感慨深い気持ちに浸っているのだ。

時代は フオークやグループサウンズ全盛期だった。
友人の一人が そんなミュージシャンたちの衣装を手掛けるデザイナーであった。
私はと言えば 独立したばかりの田舎者で
都会の色々な興味に誘われて 上京をくり返していた。
そんな私を見て あまりのセンスのない出で立ちに哀れを感じたのか
採寸をして いくつもの衣服を作ってくれたのだ。
自身でそれらが似合っていたかどうかは何とも言えぬものだったが
それなりにお気に入りとして 長年に渡り スリ減る程に着てきたものだ。
今では 誰がどう見てもボロ着同然になってしまっているが それでも捨てられない。
このめめしさは何だろうかと 思うのだが
やはり捨てる気持ちになれないのだ。

と言うことで
毎年奥方にいい加減に捨てたら・・・とくり返し責められることになっている。