2013年 師走展

12月17日(火)~24日(火) 11時より夕方6時まで

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ハナの言い分

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塩津村を吹き抜ける師走の風はとても冷たいのだ。

三河湾の入海から吹き上げる風、
北に背負う遠望峰山から吹き下ろす風は
昔から風の通り道と言われているらしい。
嵐を思わせるくらいの風がやってくると体感温度がより寒く感じるのだ。

アタシのような小粒な犬にとっては
吹き溜まりに押しやられる勢いで風を感じるのだ。
10年間、アタシはそんな風とも仲良くしながら
歯を食いしばって生きてきたのだ。

ごほうびはなかったけれど
前回の便りに「アタシの加齢臭」の話をしたら
やさしい人は居るもんだ。
犬の臭いってものはどの犬にもあるよ。
人間にとって臭いだけ、我が家の犬も臭いよなんて
他にも色々と同情の声が聞こえてきてとてもうれしかった。
あまりに感激して ついウルウルしてしまい 
目ヤニまじりの涙をこらえ、遠い寒空に目をやってみたのだ。
それなりに絵になったポーズだったと思ったのだけれど
やはり主人の奴は知らんぷり。何の反応もなかった。

今年も報われない一年で終わりそうだ。
来年こそはいやいや期待なんか今更してないよ。
アタシはアタシで生きてやるんだ。
高齢犬ハナの意地なのだ!

2013年 師走展


コピー ~ IM000238
師走も半ばになってしまいました。

昨年の暮れから始めた工房の改装計画ですが
一年をかければ 
さぞ すばらしい変貌ぶりを披露できるのではと思われているようですが
月日だけが勝手に動いてくれているようで
進んでいる筈の改装工事は
42年間の残物に埋もれて 進むどころか後退しているのではという状況です。

前向きに自分でやろうなんていう軽はずみな心意気が裏目に出て
引っ込みのつかぬ状態の中で続けております。

そして よせばいいのに 師走展をすることにしました。

こうなると周りには大きな迷惑ながら 得意の泥縄力が動き出すのです。

師走展の会期は12月17日から24日までの予定です。
そう時間がありません。
今回は玄関位置を別の場所に移動するので大変です。
果たしてどこまでできるのかは保障の限りではありませんが
ともかく師走展をいたします。
何かと忙しい季節ですが
一息のつもりで久しぶりにお出かけいただければと思っています。

期間中2日目の 18日「水」友引には夕方5時からミニライブを行います。
アコースティックユニット「Quiet Soul」のメンバーによる歌と演奏です。
洋楽・邦楽ともに80~90年代のポップスを中心に
工藤美津子さんのさわやかな歌声をお楽しみいただけます。
美味しい酒と料理とともに・・・と
言いたいところですが ごめんなさい。
地味なお茶くらいしか出ませんが お出かけ下さい。(入場無料)

木工塾が始まりました。

あっという間の50年でした。

木の仕事に入って半世紀が過ぎました。
これという仕事をしてきた訳ではありませんが 
つくることが楽しく続けられたことは感謝です。

私が木工の世界に入ったころは
東京オリンピック景気に浮かれ 経済も目まぐるしく動いていた。
新しいことが新しい時代をつくるのだという勢いが大きく
溢れんばかりの情報が 地方の暮らしまでを騒がせてくれた。
若者の就職といえばホワイトカラーの流れに向いていた。

夢のような便利な時代がやって来るのだという
ときめき感を持ちながらも
町に根ざしてコツコツと物つくりをしていた職人さんたちが
次から次ぎへと姿を消していくのが残念でならなかった。

あれから50年便利過ぎる程の時代はやって来ましたが
全国どこへ行っても同じような駅があり
大型の郊外店の看板ばかりが目に入り
ここはどこなんだと首をかしげるばかりです。

しかし一方では
風土で育った智恵と工夫の仲で暮らすことに興味を持つ若者も増え
衣食住に 大きな旗印を揚げる訳でもなく
静かに暮らしているのを見ると とても健康的で元気をもらえます。

木の仕事も同様に
沢山の若者たちが身の丈の暮らしをしながら
ものづくりで活躍してくれています。
工房塩津村からも10数名が独立し 
慎しくも楽しんで木工をしてくれていますが
これからも色々な木工を目指す若者が増えてくれることは
とても楽しみなことだと思っています。

当工房では 
そんな次世代を担う若者の手助けになればと木工塾を始めております。
来年からは より本格的に動きたいと思っています。