秋です。

8月も終わりです。
残りの暑さも 秋風に押され気味になりました。
夏を惜しむ蝉の声と
秋を待ったコオロギたちの鳴き声が 朝夕に聴かれます。
でも 日中は まだまだ夏日の日差しが強くてたまりません。

そんな 8月23日の日曜日
久しぶりに奥三河の漆畑に出かけ
草刈作業と漆搔きの体験をしてきました。
30年以前も前の話ながら
木の仲間が集まり 体験学習のつもりで
漆の植栽を 奥三河の津具村に土地をお借りしたものです。
愛知県とはいえ 長野県の根羽村との県堺なので
工房からは2時間かけて出向く距離です。
30代という元気で前向きな時代、
漆の勉強をする中で
漆の植栽に関する調査をしてみようと始まった動きは
けっきょく 実際漆を植えて
体験しなくては解らないことが多すぎる気がしたのでした。

山の荒れ地の開墾作業からはじめ
漆の苗200本を植えました。
それから毎年 漆畑の手入れを続け
23年目に ようやく漆搔きができる木に育ちました。
やれやれという疲れを感じながら
全員で交代しながら漆搔きをすることで
ひとまず漆の植栽の調査 体験目的は終了としました。

それが約10年前の話です。
漆畑作業から解放され 随分と時間が過ぎたころ
仲間の一人が個人的に
漆畑を放置するのはかわいそうだと草刈をしてくれていたのです。
そんな話を耳にしてしまったものだから 今更ながらと思いつつ
一度 草刈に出かけてみるかと思っていたのです。

塩津村木工塾4人と重たい腰を上げ 出向いたのです。
久しぶりに見る漆畑は 静かに息をしていました。
元気な姿とは言えないものの
確かに放置した後も生き続けていてくれていました。
秋に紅葉するはずの葉が早くも黄色をして
樹の力が衰えているのが手に取るように伝わってきました。
汗だくの作業を続け 漆畑らしくなりました。

塾生たちと一緒に感 激の漆搔き実習をしました。
久しぶりに 心地よい疲れを感じる一日になりました。
また来年も出向くのかなと考えつつ 帰路につきました。
(ハナは留守番でした。)


9月 三水館での展示が始まります。
毎年恒例になり 展示会というより
私には骨休めとしての機会となっています。

会期中の8日(火)と23日(水)は
私も三水館に出向き 泊まらせてもらいます。

この2日間は ありがたいことに
塩津村のお客様優先で泊めてもらえます。

お時間のとれる方がいらっしゃいましたら どうぞご連絡ください。
先着順です。

8日の夜・ 23日の夜 かを明記のうえ 
電話  0533-67-3759 か
ファックス 0533-67-1062へ どうぞ