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マイカーの話

 マイカーの話


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ここ三河の地では お年寄りが外出するときに
必ずといっていいくらい乳母車を押して出掛ける風景を目にしたものです。
本来は 乳児を乗っけて
子守をしたり 散歩をしたりする時に使われたものですが、
その後もお年寄りの杖がわりも含めてでしょうが 
マイカー並みの利用をしておりました。
現在のベビーカーと違って
トロッコのように下に直径30センチ程の車輪が4個付いて 
子供なら4~5人は乗れるぐらいの
籐で編んだカゴが取り付けられているのです。
とても軽量にできており、お年寄りの移動には便利物だったような気がします。
中には随分と手の込んだ飾り細工のものがあったりもしましたが、
我が家にあった乳母車はそれと違い、
鉄を溶接した台車に祖父が自力で器用に編んでつくった竹製のものでした。
おかげで籐でなめらかに編まれたものと違い 
丈のササクレがあったりして手にささったりしたことを覚えております。

マイカー2

そんな乳母車の姿も 便利なベビーカーの出現と
お年寄りで腰を曲げた人が減ったこと、
それに核家族化のよる子育ての形が変わってしまったことで、
その姿は少なくなってしまいました。 
三河の生活風景のひとつと思っていただけに残念でなりません。
 
ところが昨日 近くの保育園で その乳母車に園児を鈴なりのように乗せて、
太鼓こそ無いもののまるで「だんじり」のミニ版姿を見つけました。
春の野原への散歩でもしようと移動中だったのでしょうか。
なる程こんなところで乳母車も活躍しているのだと懐かしく、
つい見入ってしまったのです。

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