新しい年

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昨年は 暮れの29日、30日と
帰省ラッシュの渋滞にはまりながら 
配達仕事で三重県、滋賀県、大阪と出掛けていた。
30日の遅くに帰宅すると
やれやれ今年もこれまでかと胸をなでおろすことになった。

翌日の大晦日は 朝から
かってお世話になった親方、兄弟子の所に暮れの挨拶に出かけた。
私は独立したときから43年間恒例のごとく
夏のお盆前と年の瀬に この挨拶回りをかかさずやらせてもらっている。
今では親方も 兄弟子の一人も他界してしまっているので
お仏壇とお墓に行って手を合わせるだけのことながら
やらないとなんか気持ちがすっきりせず 未だに続けている。

昔 職人修行の中で身に付いてしまった習慣ながら
このところ季節や一年の区切りが
どんどん曖昧になってしまっている自分にとって
唯一のケジメになっているような気もするので
今後も止められそうにない。

便利な時代なので なんと時代遅れなことをと言われそうですが、
私が50年もの間好きな木の仕事をつづけられて来たことを感謝するところは 
やはり最初に木の仕事を教わった親方や兄弟子なのかなと・・
というところに落ち着くのだ。
こんな昔風な人の関わり方も 今の時代には流行らないことなので 
どちらでも良いと思う反面,
私のようなアナログ的な仕事をしていると
時代の求める速度でないところの関わりが必要な仕事でもあるような気がする。
それどころか時代の速度とは離れたところで
動けるところに出番があるのではないかと思っている。

ともあれ60代も後半になったので
自分ペースにも再検討が必要になったようであるが 
今年から始まった木工塾の塾生と楽しめる一年にしたいと思っている。