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ハナの言い分

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アタシにとって何回目の新年を迎えるのか 
わからなくなってしまった今日この頃。
主人の奴が12歳と言うから そういうことらしい。
この年令 人間の年齢で言えば70過ぎの年寄らしい。 
年寄と言われると ガックリコンと落胆するしかないが
気持ちはピチピチ ハナ時代からあまり変わったつもりはない。
食欲も しっかりあるもんね!
何か違うといえば なぜか眠いのだ。
睡眠時間が確かに増えている。
散歩と食べる時以外は なんとなく居眠りしているような気もする。
夢もよく見る気がする。
時折アタシの寝言で主人を驚かせることもあるようだ。
勿論、アタシは良くわかてないけれどね。
寝言を耳にした後には
「こいつどんな気分で夢見てんだ!」と 言わんばかりの視線を向けてくる。
犬の夢聞いてどうする!と反論の視線を返してやるが・・・。

正月は元旦から雪がチラついていた。当然寒い。
それでも主人は アタシを引っ張り出して工房まで 散歩する。
動きたくないが アタシの朝食は
工房までの散歩を済ませた後 工房入口の場でもらうことになっている。
従って 何があっても 空腹には勝てないので連れていかれることになる。
でも帰宅となると 少し話が違ってくる。
勝手に残業をしてくれるので 夜は遅い時間となる。
夕飯も食べ 腹心地よく 眠りもピークにさしかかる頃
突然のように 「さあ、帰るぞー!!」と号令がかかり
動きたくないアタシを引きずり出して帰る準備をさせられるのだ。
アタシは 眠いのでウロウロと道草しながら 歩こうとすると
主人は腹減っているので 不機嫌な顔をする。
ほんと 勝手なんだから。

帰り道 星がきれいに見える夜はお気に入りだ。
外灯も少ないので 星の数も多く眺められるのだ。
星と言えば 年末に 主人の家で
19年生きてきた小桜インコのセロリ君が 力尽きて星になったのだと聞いた。
アタシの先輩格なので悲しい。
セロリ君の墓は工房裏のもみじの木の下にある。
アタシも時折その場所に連れて行かれる。
最初のうちは クシュンと泪を流して見せたが 
この頃は乾燥目で泪も出なくなった。
おまけに 近くの草むらで用を足すので 薄情者めと叱られることになる。
夜道 眠い目を開いて
星になったセロリを探しているアタシの気持ちも知らずに
わりの合わない話になっている。