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ハナの言い分

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このところ アタシの出番がない。

言いたいことも言えず
小粒だったおへそも愛嬌なく 曲がりっぱなしだ。
おまけに 歳を重ねて 知らぬ間にお婆さんになってしまった。
時折ガラスに映る姿 エッ!! アタシ??
つい 後ずさりしそうになる。

かつて自慢だった黒髪、 円らな瞳 どれも遠い昔・・・
なぜか茶髪に白髪が・・・

黒パグ姿が薄れて 全身ビゲンで染めたい!気分の今日この頃

ハナの言い分

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アタシにとって何回目の新年を迎えるのか 
わからなくなってしまった今日この頃。
主人の奴が12歳と言うから そういうことらしい。
この年令 人間の年齢で言えば70過ぎの年寄らしい。 
年寄と言われると ガックリコンと落胆するしかないが
気持ちはピチピチ ハナ時代からあまり変わったつもりはない。
食欲も しっかりあるもんね!
何か違うといえば なぜか眠いのだ。
睡眠時間が確かに増えている。
散歩と食べる時以外は なんとなく居眠りしているような気もする。
夢もよく見る気がする。
時折アタシの寝言で主人を驚かせることもあるようだ。
勿論、アタシは良くわかてないけれどね。
寝言を耳にした後には
「こいつどんな気分で夢見てんだ!」と 言わんばかりの視線を向けてくる。
犬の夢聞いてどうする!と反論の視線を返してやるが・・・。

正月は元旦から雪がチラついていた。当然寒い。
それでも主人は アタシを引っ張り出して工房まで 散歩する。
動きたくないが アタシの朝食は
工房までの散歩を済ませた後 工房入口の場でもらうことになっている。
従って 何があっても 空腹には勝てないので連れていかれることになる。
でも帰宅となると 少し話が違ってくる。
勝手に残業をしてくれるので 夜は遅い時間となる。
夕飯も食べ 腹心地よく 眠りもピークにさしかかる頃
突然のように 「さあ、帰るぞー!!」と号令がかかり
動きたくないアタシを引きずり出して帰る準備をさせられるのだ。
アタシは 眠いのでウロウロと道草しながら 歩こうとすると
主人は腹減っているので 不機嫌な顔をする。
ほんと 勝手なんだから。

帰り道 星がきれいに見える夜はお気に入りだ。
外灯も少ないので 星の数も多く眺められるのだ。
星と言えば 年末に 主人の家で
19年生きてきた小桜インコのセロリ君が 力尽きて星になったのだと聞いた。
アタシの先輩格なので悲しい。
セロリ君の墓は工房裏のもみじの木の下にある。
アタシも時折その場所に連れて行かれる。
最初のうちは クシュンと泪を流して見せたが 
この頃は乾燥目で泪も出なくなった。
おまけに 近くの草むらで用を足すので 薄情者めと叱られることになる。
夜道 眠い目を開いて
星になったセロリを探しているアタシの気持ちも知らずに
わりの合わない話になっている。

ハナの言い分

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この頃 出番の少ないハナで-す!

今年の暑い夏も なんとか乗り切ったよ。
工房入口の片隅で 健気にも番犬役を全うした。
ハフハフ、ブㇷイ、ブㇷイの毎日で どうなるかと思ったが
食欲も落ちることみなく 食べ続けたので
9月に入り 気持ちいい秋風くんに会うことができた。
小さな幸せを感じたのだ。
アタシの幸福って こんなもんでいいのかな?

ハナの言い分

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鼻ムズムズで、鼻水たらたら アタシって 花粉症かしら?
時折 クシャミも泪も出るし
やっぱ 花粉症デビューなのかもしれない。
とは思うものの
いつも目ヤニや鼻水で みっともない顔をしているらしいので
誰も同情なんてしてくれるなんて 期待してないけれどね。
仕方ないので いつものように自力でなんとかするよ。
それでも
目ヤニの為の目薬だけは 事務的だけど こまめにさしてくれている。
勿論 目薬は嫌いなので 逃げようとするけれど
あっけなく押さえられ まるでお仕置きのように 目薬が目に入って来る。
せめてもの抵抗は
首を振り廻して 鼻水を飛ばしてやるくらいなんです。 
クシュン。

ハナの言い分

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今年初めての登場なり。

正月は のんびり寝正月をと楽しみにしていたのに
元旦から叩き起こされ 工房出勤となった。
正月らしい食事もなく 
いつもと同じように工房の番犬役をさせられた。
そんなことに ふてくされ八つ当たりした訳ではないが
バチが当たってしまった。

アタシの寝ている小屋はベランダに置かれている。
そして小屋の前には
お隣りとの境として深さ1メートル以上もある側溝が掘られている。
アタシは 不覚にも足をすべらせて落ちてしまったのだ。
夕飯前の時間なので 腹は減るし 吠えても声は届かないし 
半ベソで 汚い側溝を徘徊することになってしまったが
出口は見つからず 途方に暮れてしまった。
ところが ここは排水溝にもなっているのだ。
水の大嫌いなアタシは焦って水上に歩いたが 
ゴミやら枯れ草やらで行き止まりになってしまった。
夕飯支度なのだろう。
美味しそうな匂いが混ざった水が流れてくる。
腹が減ったのを思い出したが なんともならない。
結局はそこで 寝込んでしまった。

後になって知ったが 
主人の奴もそれなりに心配して捜してくれたらしいが
アタシは最近耳も遠くなっているので
主人の呼ぶ声も聴こえなかったようだ。
そしてアタシが救出されたのは翌日の昼頃になってしまった。
主人はアタシが側溝に落ちた夜から
必死になって色々なところを 捜しまわったらしく
とうとう捜すところがなくなって
最後に このまさかという側溝を 端からドブ掃除の格好で
狭い溝を踏み込んで来てくれて発見してくれたらしいのだ。
あんまり感謝なんてする柄ではないアタシだけれど
この時とばかりは涙のひとしずくを流して感謝したい気持ちになった。
・・・なったけれど
歯を食いしばって何事もなかったように
「遅っせーよ!!」なんて顔してみたけどやっぱりうれしかった。

ともあれ 腹ペコだった。
昨夜から2食も食べられずに居たのだ。
それなのに それなのに1食分しか出してくれなかったのだ。 
感謝するんじゃなかった!